フランス・ブルゴーニュ地方シャサーニュモンラッシェ村のアベイ・ド・モルジョの畑のシャルドネから造られた白ワインです。
新鮮なレモンやグレープフルーツなどの果実にバニラや白ゴマのペーストなどのクリーミーなニュアンスなどの高級白ワインに共通している洗練された香りがあり、口に含むと見た目とは裏腹にしっかりとしたテクスチャーとボリュームが感じられます。また、余韻には全ての要素を支える骨格のある高い酸が続きます。試飲をしていて「これ本当に2018年?」と思うほど冷涼なニュアンスが感じられます。
・クリストフ ジョリヴェについて
パリ生まれの生粋のパリジャン。パリで証券会社や製薬会社に勤務の後、2014 年に人生の転機を迎える。ブルゴーニュの醸造学校や国立ブルゴーニュ大学で葡萄栽培・醸造を学んで、ワイン醸造家に転身。ニュイサンジョルジュの名門Domaine LECHENEAUT で経験を積み、2016 年に、親交の厚い、ムルソーの巨匠コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォオンら仲間と共同で、ボーヌ郊外にある古いシャトーを改築して通称“Wine Studio”、醸造所・カーブを設け、ワイン造りを始めました。
2016 年が初ヴィンテージという新しい生産者でありながら早速、モンテカルロの2つ星レストラン・ジュエル・ロブションに取引されている実力派。一流のネットワークを持つ当主はオーガニックで育てられた優れた葡萄栽培農家だけを選別してワイン造りをしています。初めてカーブを訪問した際、完成度の高さに惚れ惚れして、弊社だけが輸入をさせてもらうことになりました。
クリストフのワインの味は、現代的です。たとえば「ムルソー」は、一世代前の樽ぼったりに傾倒したタイプではなく、ミネラリテイが活き活きとした瑞々しい最近のワインです。キレのある酸と石灰質の土壌から来るオイリーさ、適度な果実味のバラン スが良くてとした骨格のある品のあるムルソーです。~Yuka Selections(ユカ・セレクション)御中 資料より~