フランス・ブルゴーニュ地方で著名な赤ワイン生産地であるシャンボールミュジニー村で造られた赤ワイン。女性的と称されるしなやかで芯のあるスタイルをお楽しみいただけます。

　2019年は天候に恵まれた年となり凝縮感のある味わいと芳醇さがあるものの、長命と言われる閉まった部分もありポテンシャルの高さがしっかりと感じられます。

・ドメーヌ　クリストフ・ブリチェックについて
　現在の当主クリストフ・ブリチェックの祖父にあたるポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェック氏が渡仏し1953年に創設されました。ブリチェック家はバチカンの洗礼を受けており、ワインカーヴの中は教会のように見事な装飾が施され、その強烈な信仰心で同じポーランド出身だった前ローマ法王ヨハネ・パウロ２世の法王就任に感激し、所有する最高のキュヴェに｢キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世｣と名付けており、勿論バチカンの許可も受けています。

　クリストフ・ブリチェックは畑仕事を大切にしており、栽培は厳格なリュット・レゾネとなっていますが、基本的にはビオ・ロジックで有機肥料を使用しています。除草剤などの化学的な介入は行わず微生物の活動を活発にする為に土を耕すなど基本の仕事をひたすら繰り返す事が大事だと言っています。その他にも収量制限や伝統的な醸造プロセスなどブドウのポテンシャルを活かすワイン造りを行っています。