サントーバン プルミエクリュのな中でもアン レミリィは最良品質の区画とされており、ル・モンラッシェの丘を上がったところにある区画で真南を向きであり、石灰岩含有率が非常に高く、ミュルジェ デ ダン ド シャンよりも暖かい環境なので優美さやミネラル感だけでなく、力強い果実味が感じられます。

・フランソワ エ ドニ クレールについて
1986年創業時はSantenay地区に5haほどでしたが現在は15haあり、2000年からはサン・ジョセフの名門ドメーヌ ゴノンで経験を積んだ息子のジャン バティストが加わったことにより、特に白ワインの品質向上へと導いていきました。

栽培は厳格なリュット･レゾネで行われ、収穫は手摘みで小箱で行われます。収穫前､収穫時と選別台とそれぞれの過程で不良果が加わらないように細心の注意が払われています。新樽率をいたずらに上げずブドウのポテンシャルを素直に表現しています。

Revue du vin de Franceという評価紙では「Santenayでもっとも魅力的で有望なワインを長年に渡って造ってきた生産者。アロマの可能性を最大限に引き出すために低温浸漬の重要性を理解した最初の者の一人」と高評価を得ています。