吉平酒店だより

吉平酒店だより 2023.7 吉平酒店ワイン会

吉平酒店ワイン会 7月に入りました。1年の後半が始まった!というよりは、もう前半終わっちゃったの!?という気持ちです。6月は馳走よしひらではたくさんお弁当のご注文を頂きました。そして吉平酒店では3年ぶりとなる当店主催のワイン会を開催する事ができました。ご参加下さった皆様ありがとうございました。7月は初めて馳走よしひらにて吉平酒店主催のワイン会を行いたいと思います。自分達の作った料理とワインのペアリング!!私たちもわくわくしています。小さな店ですので少人数となりますが、ぜひご参加下さいませ。7月も吉平酒店・馳走よしひら張り切ってまいりたいと思います!よろしくお願い致します。 吉平酒店主催 古酒の会 in馳走よしひら ・日時 7月23日(日)18:00スタート ・場所 馳走よしひら(朝日村針尾178) ・会費 12,000円(税込) ・定員 8名 ★ご予約は吉平酒店までお願いします。→080-5349-6493 ★今回は馳走よしひら⇔広丘駅の送迎を当店で行いたいと思います。ご希望の方は予約の際にお申し付け下さい。上り・下り電車共に17:35着がございます。この電車に合わせてお迎えにあがります。 ★このワイン会は吉平酒店だよりが先行案内となります。 馳走よしひら夜営業再開しました!! SNSではちょこっとお知らせしましたが、夜営業再開しております。定休日(日・月・火曜日)は変わらずですが、ご希望のお日にちがある場合はご相談下さい。 お弁当・オードブルは定休日にかかわらずお受けできます。(お弁当1,620円税込、オードブル2,160円税込、いずれも2人前より)ご予約は1週間前位でお願い致します。 お休みのお知らせ 7月8日(土)・26日(土)は吉平酒店・馳走よしひら共にお休みです。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。 吉平酒店よもやま話  ここ数ヶ月はあちらこちらでイベントが開催されており、今までの3 年間を取り戻すかのように世の中が動き始めている雰囲気を感じます。当店もこの動きの恩恵にあずかり吉平酒店、馳走よしひら共に忙しくさせていただいております。御利用いただいております皆様、誠にありがとうございます。今月も引き続き宜しくお願い申し上げます。 ・吉平酒店のワイン会について  先月18 日に開催しました3 年ぶりとなる主催ワイン会では、お断りする方が出るほど盛況に開催させていただきました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。また、お断りしてしまった皆様申し訳ありませんでした。たまに当店ワイン会のラインナップを見て採算は合っているのか?とご心配の声をいただくので改めてコンセプトをご紹介したいと思います。 ☆吉平酒店ワイン会のコンセプト☆  ワインは奥深く世界中で造られており、全てを網羅しようとするのは難しいものです。また、楽しみ方も様々で嗜好性の高い飲み物でもあります。当店主催のワイン会は、そんなワインを参加者の皆様で共有する事で、より多くのワインをお楽しみいただける会となっています。また、ワイン専門店(酒屋)が開催するというメリットが大きく、よく採算合ってるの?とご心配いただくほどのワインをお楽しみいただいております。 ・馳走よしひらでの初の主催ワイン会  来たる7/23(日)に馳走よしひらで初の主催ワイン会を開催します!ここで「主催」という言葉がが出てきますが、馳走よしひらでは、吉平酒店併設という事でお客様からのリクエストでワイン会を開催しています。そこではお客様が予算からワインのセレクト、集客までしていただく形です。ですが今回は馳走よしひら主催という事で、JR 広丘駅から送迎を用意し、会席のコースと共にお楽しみいただきたいと思います。 ☆ワイン会の概要☆  出向いてワイン会を開催している吉平酒店にとってわざわざ朝日村で開催する意味ですが、一番大きな理由はワインのコンディションの問題です。朝日村から何処かへ…となりますとどうしても車での移動が必要となり、ワインの種類によっては味わいが変わってしまう場合があります。そうすると、どうしても若い ヴィンテージのワインがラインナップを占めてしまいます。  そこで今回は、ワインの醍醐味である古酒を同敷地内のみの移動というコンディションを整えた状態でお楽しみいただく予定です!古酒は何年熟成させたら古酒?という疑問や、どこの国や地域のワインが出るの?といった推測がありますが、参加者のみのお楽しみとさせていただきます。  ワイン会って詳しくないと参加出来ない?といった心配をされる方もいらっしゃいますが、参加者の皆さんで同じワインを共有していますので意外になんとかなりますし、吉平酒店のワイン会は勉強ではなく「ワイン付きの食事会」ですので小難し事は言いません。是非お気軽にご参加くださいませ。
ワイン情報

ドメーヌ トマ モレ シャサーニュモンラッシェ解説 part3⁡

トマモレのシャサーニュモンラッシェ part3 今回は北から南に下って行こうと思います。 ・Chassagne Montrachet Clos Saint Jean(クロ サン ジャン) ・Chassagne Montrachet Morg...
ワイン情報

ドメーヌ トマ モレ シャサーニュモンラッシェ解説 part2

トマモレのシャサーニュモンラッシェ part2 今回は新しく加わった3つのプルミエクリュのご紹介です‼ ⁡・Chassagne Montrachet Les Macherelles(レ マシェレル ) ・Chassagne Montrach...
ワイン情報

ドメーヌ トマ モレ シャサーニュモンラッシェ解説 part1

当店のお気に入り生産者でありながら銘柄数が多く分かりづらい部分もありますので、特徴を整理してご紹介したいと思います。 トマモレのシャサーニュモンラッシェ part1 まずは基本となるヴィラージュクラス(村名)からです‼ ・Chassagne...
吉平酒店だより

吉平酒店だより 2023.6 吉平酒店のSNS事情

 田植えも終わり、ほっと一息とはいかずハウスの夏野菜に支柱を立てたり、サツマイモの苗を植えたりと畑仕事に追われています。馳走よしひらでお出ししている野菜は、なるべく自分達で育てている野菜をお出しするようにしています。なのでその日のコースの献立を考える時にまず「今畑で何が採れそう?」という会話から始まります。献立ありきではなく、旬の食材ありきの献立ですね。2人ともずっと料理に携わっていますが、この瞬間はいつもわくわくして楽しいです。海の食材を使用しないというコンセプトなので、色々と制限はありますが、その中でも満足して頂けるようその時々のお料理を考えてゆきたいと思います。ぜひ馳走よしひらに楽しみにいらして下さい。 3年ぶり!?吉平酒店主催のワイン会を行います!! テーマは高根の花になりつつある「ブルゴーニュワイン」です。フレンチのコース料理を召し上がって頂きながら数種類の飲み比べをしたいと思います。当店一押しのブルゴーニュワインを皆様と一緒に楽しみましょう!お待ちしております。 ・日時 6月18日(日)18:30スタート ・場所 SHOKUDO&CAFE yumyum(松本市中央4-2-22松本市美術館内) ・会費 12,000円(税込) ・定員 12名 ご予約は吉平酒店080-5349-6493まで。DMでのご予約も受付ております。 朝日村うまいもん味わいまつりⅤに馳走よしひら初出展します! 朝日村内の事業所、飲食店のうまいもんが一同に集まるイベントで自家製わらび餅の販売をさせて頂きます。当店のわらびもちは本ワラビ粉と黒糖と水のみを丁寧に練り上げて作っています。朝日村観光協会様へのご予約制になります。ぜひお買い求め下さいませ。 ・日時 6月24日(土)11:00~13:00 ・場所 朝日村役場駐車場 ・自家製わらびもち 一折 税込¥1,000 ※お問い合わせは朝日村観光協会 0263-87-1935 にお願いします。 吉平酒店よもやま話  昨今ワインは益々嗜好性が強い飲み物になりつつありますので、今月はワイン以外の話も良いかなと思い当店のSNS についてお話したいと思います。 ・吉平酒店のSNS 事情  吉平酒店ではFacebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)、ブログとこの3種類の媒体を使っており、HPにあるブログはEC(通販)サイトに繋がっていますのでワインの購入が出来ます。簡単な分類としては、フェイスブックとインスタグラムは更新頻度と露出度が高いので、臨時のお知らせや新着ワインなど広く浅く知っていただきたい情報が主です(半分くらいは生存確認的な部分もありますが…)。それに対してブログは、ワインの試飲の実感や生産者の細かい情報など狭く深い内容の情報が主です。 ・なぜSNS で情報発信をするのか  コロナ禍によりSNSの重要性は高くなっている気がしますので、SNSでの情報発信は吉平酒店のような田舎にあり交通アクセスの便利でない物販商売では、時間をかける上での安心感に繋がると思う反面、馳走よしひら(飲食店)のような実働時間が長い業態では忙しくなればなるほどその必要性が低くなるような気もします。 ・その効果は?  効果については先月号でも記載した通り、県内、県外のお客様だけでなく海外からのお客様にも届いているらしくわざわざご来店いただくキッカケになっているようです!ただ、SNSは誰でも無料で始められるものですので効果があるのか?と感じる部分は勿論ありますし、Twitter(ツイッター)、YouTube(ユーチューブ)、TikTok(ティックトック)など発信力の強さ、届き易さが移り変わっていく中で媒体を増やすべきなのか?というのは考えますが、一先ずは現在のお客様の層を考えるとこのままかなと思っています。 ・吉平酒店だよりについて  この吉平酒店だよりはアナログな方法ではありますが、SNSなどが発達すればするほど手紙やDMなど紙媒体の効果の高さに驚かされます。4月号を発行出来なかったばかりですが、出来るだけ頑張って毎月発行していきたいと思います。 ・6 月18 日(日)のワイン会について(詳細は表面にて)  吉平酒店が今月開催するワイン会について触れておきたいと思います。  今回のワイン会のテーマは「ブルゴーニュワイン」です。開催の経緯としては、当店にご来店いただくお客様から「ブルゴーニュワインは高くて飲めない…」という言葉を年々耳にするようになり、ワインのような嗜好品もそうですが生活物資の高騰も自身の実感として感じられる今日この頃で、ゆっくりと食事をしながらグラスを傾ける贅沢な時間を過ごしていただきたいと思ったのがキッカケです。ですので、今回はワイン会と言いながら食事にもしっかりと予算を割き、ワインも量ではなく少量多種類を御用意しようと計画しています。是非ご参加くださいませ。
吉平酒店だより

吉平酒店だより 2023.5 今が買い時のブルゴーニュ

 4月も残すところあとわずかと思っていたら5月になっていました...。びっくりする位あっという間に日々が過ぎてゆきます。馳走よしひらの店舗営業再開から始まり、吉平酒店の業務用試飲会があり合間合間にお弁当やオードブルのご注文が入りとしている中で、頭の片隅には「酒店たより早く書かなきゃ」と思っていました。ですがそうこうしているうちに5月に入ってしまったので、4月号はお休みとなります。毎月楽しみにして下さっている方がいらっしゃったら申し訳ございません。今後たよりのお届けがゆっくりになる月があるかもしれませんが、気長にお待ちいただければ幸いです。  酒店の事、馳走よしひらの事、日々のアレコレとお色々バタバタしている中でも嬉しい事も多々ありました。「飲食店の再開待っていたんです!」と仰ってご来店して下さった方がいたり、遥々香港から日本旅行の合間に吉平酒店の事をSNSで知りご家族で来店してくださったりと酒店と飲食店どちらもやってて良かったな~と思うと同時にもっと頑張ろうと思えました。長野県という広い県の朝日村という田舎の小さな店ですが、続けていれば、発信し続けていれば来て下さる方はいるのですね。その事に感謝しつつ、ご来店して下さる方の期待を超えていけるような店づくりをしてゆきたいと思います。 5月の吉平酒店・馳走よしひらのお休みのお知らせ 5月は田植えや子供をみてもらっている祖父母の都合によりお休みさせて頂く日がございます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。 ・馳走よしひらのお休み→5月12・13・14・15・17・21・23日 ・吉平酒店のお休み→5月13日 今月のおすすめワイン ドメーヌ アンドレ ボノーム ・ヴィレクレッセ レ プレトル ド カンテーヌ2020 税込¥7,430 ・ヴィレクレッセ レ カール2020 税込¥7,430 ・ヴィレクレッセ オマージュ ジゼル ボノム2020 税込¥10,330 詳細な説明は裏面に載せてますが、一部の銘柄は2018年・2019年のバックビンテージもあり実はマグナムボトル(1500ml)が税込¥10,450~あります。マグナムボトルは本数が少ないので気になる方はお早めに! 吉平酒店よもやま話  久々のよもやま話となってしまいました。4月号を発行出来なかった理由としては、予想以上に世の中が動き始め吉平酒店の動きも活発になったと同時に馳走よしひらの再開もあり、引き続きイレギュラーばかりの子育てという中で、夫婦共々気付けば4月が終わる…というあっという間の1ヵ月でした。5月こそは頑張ります‼  さて、3月は馳走よしひらのお花見弁当でしたので今月は久々にワインの話をしたいと思います。近年当店がメインで取り扱うフランス・ブルゴーニュ地方のワインは値上がり幅が激しく、毎年何百円単位の値上がりだったのが何千円単位になりつつあります。勿論今後も毎年これが続くとは思いませんが、良くて据え置きだと思いますのでブルゴーニュワインに求められる期待値が高くなっていると思います。そんな中ですが今回は今が買い時のブルゴーニュワインのご紹介です。 ・Domaine Andre Bonhomme(ドメーヌ アンドレ ボノーム)  アンドレボノームはブルゴーニュワインのメインストリートであるコートドールを南に進んだマコネ地区ヴィレクレッセ村にあり、マイナー地域の印象がありますが同じマコネ地区のプイィフュイッセ村にプルミエクリュ昇格が決まった事で注目を集めている地区でもあります。今がお買い得というのにも関わっており、もしヴィレクレッセがプルミエクリュ昇格をした場合は必然と価格が上がりますので、そういった意味でも今がお勧めな生産者です。 ・最新ヴィンテージ2020 年産の上級キュヴェ3選のご紹介です。 VIRÉ CLESSÉ “Les Prêtres de Quintaine” (ヴィレクレッセ“レ プレトル ド カンテーヌ”)  “カンテーヌ村の司祭”を意味し礼拝堂前の畑の平均樹齢95年という古木のシャルドネから造られており、数ある銘柄の中でも創設50年代の復刻ラベルでリリースされている唯一の銘柄です!  古木のブドウによる複雑な果実味は厚みがあり、リッチでありながら酸の伸びがあるバランスの良さは、まず試していただきたいクオリティーの仕上がりです。 VIRÉ CLESSÉ “Les Quarts” (ヴィレクレッセ“レ カール”)  上級キュヴェの中では2018年初リリースという最新作で“石英”という鉱物を銘柄に冠しており、土壌へのこだわりも感じられる銘柄です。  この銘柄の通り石英が土壌に含まれており、インポーターさんの資料には滑らかで甘美なスタイルとありますが、実際に飲んでみると前半は確かに甘美な印象ですが余韻にかけてボリューム感と鉱物的なミネラリーな酸のある伸びのある白ワインです。 VIRÉ CLESSÉ “Hommage à Giselle Bonhomme” (ヴィレクレッセ“オマージュ ア ジゼル ボノム”)  ワイナリーの創始者であるアンドレ ボノームの奥様(現当主の祖母)への敬意を込めた特別な銘柄であり、アンドレボノームの最上級銘柄です。他の5 つの上級キュヴェはそれぞれ畑毎で生産されているのですが、このワインでは各畑の選りすぐりのシャルドネを使用しているブレンドワインです。生産本数1600本しかなく必然的に入荷本数も少ないのですが、タイミングが合えば是非お試しいただきたいです!
ソムリエ日記

暑い季節に飲みたいブルゴーニュの白ワイン

今回はフランス・ブルゴーニュ地方の隠れた銘醸地と称されることの多いサントーバンで、マルク コランやユベール ラミーと並び高い評価を受けるHenri Prudhon(アンリ プリュードン)が初めて入荷しましたのでご紹介と共に試飲した実感をご紹...
吉平酒店だより

吉平酒店だより 2023.3 馳走よしひら 再開します!

 お天気が悪くすっきりしない空が続いた2月でしたが、3月に入ってやっと暖かな日差しを感じるようになりました。朝・晩はまだまだ寒いですが、日中の暖かさだけでも春を感じる事ができて気分も明るくなりますね。先日家の近所の田んぼ道を散歩していたら「オオイヌノフグリ咲いてるね」と娘が教えてくれました。野の花に興味を持ってほしいと思い、田んぼ道を歩くたびに〇〇が咲いてるねと語りかけてきて良かったと娘の得意そうな顔を見て嬉しくなりました。今はお休みしていますが、馳走よしひらのお花も自分で山や川添いを歩いてとってきたものを飾っていました。お花を習っていたわけではないので自己流でしたが、買ってきた花ではなく今そこにある朝日村の季節を感じると共に、普段生活している中でなかなかとれないであろう野の花を見てほっとする時間がお店の中であったらという思いからでした。日本料理では旬を大切にしますが、旬の中でも細かく分けられ、食材の出始めを「はしり」と言います。はしりとは初物の事で「初物を食べると75日寿命が伸びる」などと言われ、日本料理では初物をお出しする事にこだわりを持っています。今はハウス栽培もあり、寒さなど関係なく、全国からその土地にないはしりの食材が手に入るようになりました。ですが馳走よしひらでははしりの食材もありつつ、その土地の「今」を大切にして食材をお出ししてゆきたいと思います。今、朝日村で芽吹きだしたふきのとう、今出荷の始まった天龍川の若鮎など、朝日村や信州の「今」を感じて頂けるお店にしてゆきたいと思っております。下記でもお知らせしますが、馳走よしひらを4月より再開いたします。ぜひ新しい「馳走よしひら」と信州朝日村の「今」を感じにいらして下さい。 4月より馳走よしひらを再開いたします。 出産に伴いお休みしていた馳走よしひらの店舗営業を再開いたします!お休みの間、いつ再開するの?と沢山お声がけ頂きありがとうございました。ようやく落ち着いてきたので、少し営業形態は代わりご不便おかけしますが徐々に始めてゆきたいと思います。皆様どうぞよろしくお願いします。 ・・・馳走よしひら新しい営業形態のご案内・・・ ・1日1組(最大8名様まで)当面の間昼営業のみとさせて頂きます※夜営業応相談 ・定休日 日・月・火 ・5,500円(税込)・8,800円(税込)のおまかせコース ・1週間前までの完全予約制 TEL07011865589 折詰め弁当・お花見弁当ございます。こちらもどうぞご利用下さいませ(詳しくは裏面で) 3月・4月限定!! 馳走よしひらのお花見弁当の御案内 お花見シーズンにピッタリな華やかな御弁当を2 種類御用意しました。 朝日村産のヤマメや朝日村と姉妹都市の愛知県幡豆郡吉良町(現:西尾市)の鰻など朝日村に関わりのある食材、白馬の湧き水で育てられた信州サーモンや信州ジビエの鹿など、信州の里山らしさを感じていただけます。 お花見弁当(信州サーモンちらし寿司) 税込1,950 円(税別1,805 円) お花見弁当(一色・吉良町産鰻ちらし寿司) 税込3,240 円(税別3,000 円) ※写真と内容が異なる場合がございます。御了承くださいませ。 また通常の1,620 円、2,160 円、3,240 円の御弁当も承っております。 馳走よしひらは長野県東筑摩郡朝日村にあり、関西で料理を学んだ夫婦が営む1日1組8席限定の小さな日本料理店です。海と接しない長野県らしい川魚や山肉、地場の新鮮な野菜を中心とした食材を使った信州にフォーカスした会席のコース料理を、同敷地内に併設された吉平酒店の厳選したワインや日本酒と共にお楽しみいただけます。 馳走よしひら Tel : 070-1186-5589 インスタグラム、フェイスブックもあります。
ソムリエ日記

ボルドーの古酒を気軽に

古酒というと既に高いというイメージがありますが、今回はセカンドラベルという気軽にお楽しみいただけるボルドーワインをご紹介したいと思います。 No2 du Chateau Lafon Rochet 1996 Chateau Lafon Roc...
吉平酒店だより

吉平酒店だより 2023.2 バローロとは

 お正月気分も抜けきらぬうちに1月が終わり、2月に入ろうとしています。今このたよりを書いている1月中旬はわりと暖かく過ごしやすいのですが、1月後半にかけて今季最強寒波が来るということで、今からドキドキしています。先日同じ長野県内の飯田市へ行くことがあったのですが、とても暖かくビックリ!ダウンを着て行ったのですがそんな厚着している人はほぼおらず、朝日村との気温の差に長野県は広いんだなと改めて感じる機会になりました。同じ中信地区でも松本市と朝日村でも気温差はけっこうあったりするもので、雪が降った日に車に雪を載せたまま松本市の方へ向いて走ると周りの車は全然無くて恥ずかしいという思いは、冬の間何回かします。(村民あるあるかな?)慣れてるとはいえ、凍った路面でヒヤヒヤする事もあるので、運転には十分に気を付けたいですね。  先日m、村の公民館行事「ちくほく朝さんぽ」講座in朝日村の中で当店に寄って頂きました。この企画は朝日村内の名所を歩いて巡るというもので、10名の方が参加されていました。今回は針尾方面という事でスケートリンクを出発して熱田神社を参拝、そして当店へ来て頂き土蔵の店内を見てもらいつつ店の成り立ちなどをお話ししました。当店の存在は知っていても中に入った事のない方ばかりだったので、知って頂く良い機会になりました。店をやっている当人でさえ、入りにくいな~うちの店と思うので(もちろんどなた様もウェルカムです)知ってもらえる事は嬉しいですし、ありがたい事です。私自身も朝日村に住んでいて通った事のない道や、行った事のない名所もあるので、自分の住んでいる土地を歩いて回るのはとても良い企画だと思いました。ぜひ続いていってほしいですね。 今月おすすめワイン バローロ ヴェルドゥーノ2018 フラテッリ アレッサンドリア ¥7,200(税込) イタリアのワインの王といわれるバローロが入荷しました。しかも2018年の当たり年のものです。バローロは熟成しないとあまり美味しくないと言われますが、今飲んでも楽しめるエレガントなスタイルです。 テイスティングの様子は吉平酒店HPのブログにて紹介しております。ワインの詳細は裏面をご覧下さい。 吉平酒店よもやま話  お陰様で2022-2023年の年またぎウィンターセールが無事終了しました。ほとんど顧客の皆様ばかりで支えていただいていると実感したと共に、吉平酒店ももっと頑張らないと!と決意を新たにした年始でした。さて、2023年に入りSNS初投稿は吉平酒店には珍しくイタリアワインでした。特に意図はないのですがせっかくなのでバローロについてご紹介したいと思います。 ・Barolo(バローロ)とは?  バローロはイタリア・ピエモンテ州の村の名前であると同時に「ワインの王」と称される高級赤ワインの銘柄です。「ネッビオーロ」というブドウ品種から造られ、イタリアワインの最高峰格付けD.O.C.G.のバローロを名乗る為には、最低3年間の熟成期間が必要(内2年間は木樽で熟成する)で、リゼルヴァは最低5年間の熟成期間が必要(内2年間は木樽で熟成する)と定められています。 ・奥深いバローロ  バローロはLa Morra(ラ モッラ)、Barolo(バローロ)、Castiglione Falletto(カスティリオーネ ファッレット)、Serralunga d’Alba(セッラルンガ ダルバ)、Monforte d’Alba(モンフォルテ ダルバ)という5大産地の村があり、更に細分化されたMGA(追加地理言及)が2000年代に認定された事でCannubi(カンヌビ)、Brunate(ブルナーテ)など単一畑から造られたクリュ バローロが注目を集めています。また、ピエモンテ州は複雑な地形によって土壌が異なり、更に「伝統派」と「モダン派」という生産者の特徴によってもバリエーション豊かなワインが生み出されています。この他にも、Gaja(ガヤ)、Roberto Voerzio(ロベルト ヴォエルツィオ)、Giuseppe Mascarello(ジュゼッペ マスカレッロ)などスター生産者の存在や、長期熟成する魅力など様々なブルゴーニュワインとの類似点がありながら、青天井なブルゴーニュワインと比べて価格が控えめという点も魅力です。 ・新規取り扱い生産者Fratelli Alessandria(フラテッリ アレッサンドリア)  バローロエリアの最北端に位置するVerduno(ヴェルドゥーノ)村で1800年代初頭に始まったワイナリーで、現在のアレッサンドリア家が1870年に取得してから家族経営で現在までワイン造りを行なっています。「偉大なワインは偉大な畑から」を信念に栽培はサスティナブル農法で行われ、ステンレスタンクでの発酵や伝統的な大樽での熟成など新旧のメリットを活かした醸造により、若い内は近づき難いという古典的なイメージのバローロとは一線を画すバローロを生産しています。 ☆お勧めポイント☆ ➀2018 年という天候に恵まれた生産年 ➁Verduno(ヴェルドゥーノ)村というの恵まれたロケーション ③今でも熟成した後でも楽しめるエレガントなスタイル  フラテッリ アレッサンドリアのフラッグシップであるMonvigliero(モンヴィリエーロ)は「この畑のポテンシャルを理解した第一人者」と称賛され、「ピエモンテの知られざる秘宝。特筆すべきは価格が品質に追い付いていないこと」と高品質であるにも関わらず、価格が吊り上がっていないことに注目し太鼓判を押している専門家もいるまだまだ狙い目の実力派生産者です。各銘柄の本数が少ないですので完売の場合は御了承くださいませ。