吉平酒店だより

吉平酒店だより 2022.6 新入荷のブルゴーニュ

 畑にとっては大切な雨、人間にとっては憂うつな雨の季節“梅雨”になりました。洗濯物は乾かないし、ジトジトそして少しムシッとしてなんだか気だるくなってしまいます。先日小雨の降る日、娘と一緒に家に居たのですが、ずっとおままごとも飽きてしまったので娘に「雨の日のお散歩行ってみない?」と誘ってみました。最初は「え~」と言っていた娘ですが、カッパを着て長靴を履いて外に出てみると少し気分が乗ってきたのか楽しそうに歩いてくれました。田んぼのおたまじゃくしを見たり、水たまりでジャンプしたり、最後は軒から落ちて来る雨水で滝行をして満足そうでした。大人も子供もやっぱり外に出るのは気分転換になりますね。皆様も小雨の日に散歩してみるのはいかがでしょうか? 吉平酒店在庫売り切りSALE!のお知らせ商品入れ替えのため残り1本になってしまった商品を通常よりお買い得な価格で販売したいと思います。早い者勝ちのお得なSALEです。狙っていた商品や、思わぬ掘り出し物があるかも!?ぜひお待ちしています。SALE期間 2022年6月11日(土)~6月30日(木)まで 今月のおすすめワインマコン クロ ド ラ メゾン 2020 税込¥2,600プイィ フュイッセ ヴィエイユ ヴィーニュ 2020 税込 ¥4,400ドメーヌ コルディエ ペール エ フィス世間認知ではなく業界で注目また信頼のあるマコネの造り手です。今回は同じマコネ地区のシャルドネから造られた白ワインですが「マコン」と「プイィフェイッセ」で違う味わいをお楽しみいただけます。これから値上がり必至のブルゴーニュワインであり、暑い夏におすすめのワインです。詳しくは裏面をご覧ください。吉平酒店よもやま話この1~2ヶ月で当店がメインに取り扱っているフランス・ブルゴーニュワインの価格が高騰しており、より手の届かないものになりCote-d'Or(コートドール)は正に「黄金の丘」といった状況です。そんな中当店はと言えば高騰する前にと色々と買い込んでいるので店内はさながら倉庫の様…。今回はそんな中から新入荷したコルディエという生産者のご紹介です。「Domaine Cordier Pere et Fils(ドメーヌ コルディエ ペール エ フィス)」コルディエは上記にあるコートドールから南に下ったマコネ地区で1930 年代に創業された老舗の生産者です。現当主であるクリストフ・コルディエは職人気質で本場フランスのワイン雑誌『ブルゴーニュ オジュルデュイ』にて2005 年のブルゴーニュNo.1 のヴィニュロン(栽培と醸造を行う人)に選ばれ、有名ワイン評論家ロバートパーカーのバイヤーズガイドの4ツ星生産者(最高5ツ星)に選ばれるほどワイン造りの実力が認められています。また、マコネ地区というある意味コートドールというメジャーから外れた土地ながら、同じくマコネ地区のワインも造っているラフォンやルフレーヴを始め、コートドール屈指の生産者でさえコルディエの元を訪れるそうです。現在は栽培から醸造、販売まで行うドメーヌものと、ブドウ農家からブドウを買って醸造するメゾンものと2種類ありますが、今回はドメーヌもののみの御案内です。・Macon Clos de la Maison 2020(マコン クロ ド ラ メゾン)マコンという土地のイメージと価格帯には似つかわしくないリッチなスタイルの味わいです。コルディエのエントリーレンジであると共に、高騰の最中にあるブルゴーニュワインを気軽に楽しむ事が出来ます。それにしてもこの価格でヴィラージュ(村名)クラスって…なんてお値打ちなんだろう‼・Pouilly Fuisse V.V. 2020(プイイ フュイッセ ヴィエイユ ヴィーニュ)コルディエのマコンがお気に入りの方を次のステージに誘う白ワインです。最高樹齢100年以上を含む平均樹齢の高いブドウが使われ、アーモンドやヘーゼルナッツ、アカシアの蜂蜜などフルーツ以外のニュアンスもしっかりと詰まっており、ミネラルの感じられる酸が全体に軽やかさを与えています。今回ご紹介しているワインはまだ価格が上がる前のものですが、これから入荷予定のものは2~3割上がっているものもあり、中にはそれ以上のものもあります。そうした中でもブルゴーニュワインが人気なのは、やはりブルゴーニュでしか味わえない「らしさ」があるのだと思います。そんな「らしさ」を気軽にお楽しみいただける入門編ブルゴーニュワインですので在庫がある内に是非お試しくださいませ。※ちなみに数万円するような高級ワインの味わいではありませんので悪しからず。その他にもヴィレクレッセのアンドレ ボノームなどマコネ地区には掘り出し物的ブルゴーニュワインがまだまだあり、品質もコートドールに引けを取らないものも実際あります。是非マイナー地域もお試しくださいませ。
ソムリエ日記

ますます磨きのかかるアンドレ ボノーム!!

アンドレ ボノームの2019年が入荷してきました!前回の2018年にも素晴らしい生産者だとブログに書いたのですが、2019年を試飲してより磨きがかかっている気がします。気になる方は2018年をご紹介したブログをご覧くださいませ。アンドレ ボ...
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吉平酒店だより 2022.5 仏・ジュラ地方の白ワイン

 風薫る5月になりました。山々が若葉で緑に染まりとても美しく気持ちが良いです。景色も気候的にも5月が一年の内で一番好きな季節です(花粉も落ち着きますしね。)今年のGWはお出かけする方も多いのではないでしょうか?吉平酒店はGW休まず営業しておりますので、気持ちの良い新緑の中ドライブがてらぜひご来店下さい。吉平酒店GW SALE!! 5月5日まで!店内ワイン 税込5,000円以上お買い上げで 5%OFF!! 税込10,000円以上お買い上げで 10%OFF!!! 税込30,000円以上お買い上げで 15%OFF!!!!馳走よしひら価格改定のお知らせ 4月1日より原材料・資材高騰により、Instagramではお知らせしておりました価格改定ですが、改めてこのたよりでもお知らせさせて頂きたいと思います。・店内飲食(税込価格) ¥5,000→¥5,500 / ¥8,000→¥8,800 / ¥10,000→¥11,000・お弁当・オードブル(税込価格)「1,500→¥1,620 / ¥2,000→¥2,160 / ¥3,000→¥3,240・子供弁当(税込価格)¥1,000→¥1,080(ご飯・おかず共に量少なめです)昨年の開店に8月から走り始め、沢山のお客様にご来店頂きながらやっと現在の形が見えてきました。これからもお客様にゆっくりお食事をお楽しみ頂けるよう精進して参りますので、引き続き馳走よしひらをよろしくお願い申し上げます。今月の新入荷ワインアルボワ サヴァニャン ウイエ2019ドメーヌ デュ ペリカン 税込¥5,200フランス・ジュラ地方特有のブドウ品種「サヴァニャン」から造られている珍しいワインです。サヴァニャン自体に聞き馴染みがない方でも、知らない内に身近に存在している遠そうで実は近い面白いブドウ品種です。取扱い始めで実感はありませんが、2019年から品質が向上しているという噂ですのでここから始めるにもおすすめです。詳しくは裏面にてご紹介しています。ぜひご覧下さいませ。吉平酒店よもやま話 「吉平酒店=ピノノワール」という印象をお持ちの方も多いと思いますが、最近は様々なワインが入荷しています。要因として当店が主に扱っているフランス・ブルゴーニュ地方のワインが相変わらず値上がりしている事もありますが、それ以外にも馳走よしひらの存在が大きいです。食事との組み合わせやバリエーションを考えると沢山ある方が楽しいと思いますので‼ 今回はそんなワインの中から今までとは少し毛色の違うワインをご紹介したいと思います。・フランス・ジュラ地方の白ワイン ワインをよくご存じの方であればタイトルを見るだけで予想がついているかと思いますが、ジュラ地方特有のブドウ品種「サヴァニャン」から造られています。また、今回はジュラ地方の主要都市であり、近代醸造学の父ルイ パストゥールの出生地であるArbois(アルボワ)で造られたものが入荷しています。・Domaine du Pelican(ドメーヌ デュ ペリカン)について フランス・ブルゴーニュ地方ヴォルネイ村でワイン造りをしているドメーヌ マルキ ダンジェルヴィルが所有するワイナリーで、ワイナリー名であるペリカンは神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世が定めたアルボワの町のエンブレムであり、マルキ ダンジェルヴィルが所有するヴォルネイ村の「ClosdesDucs(クロデデュック)」という畑がアルボワと深い繋がりがあったことから名付けられたそうです。・Savagnin(サヴァニャン)について サヴァニャンは実は面白いブドウ品種で、具体的に何が面白いかと言いますと様々なブドウ品種の親とされています。サヴァニャンって知らないという方でもソーヴィニヨンブラン、シュナンブラン、グリューナーフェルトリーナーなどサヴァニャンからの変異種はご存知だと思います。また、ゲヴェルツトラミネールに至っては全く違うキャラクターでありながら遺伝子的にはサヴァニャンと全く同じブドウという驚きの結果も出ており、遠いようで実は一番身近なブドウ品種かもしれません。・Arbois Savagnin Ouillé 2019(アルボワ サヴァニャン ウイエ) アルボワのサヴァニャン100%から造られています。また、銘柄の最後にあるウイエとは補酒を意味し、2 週間に1 度同年のワインを添加してサヴァニャンのフレッシュさと豊かなアロマを保ちながら熟成をさせています。サヴァニャンらしいミネラルが見て取れる緑がかった黄色の色合いで、抜栓直後はヘーゼルナッツのようなクリーミーかつナッティな香りが印象的です。味わいにも柑橘類や核果実の果実味、キレのあるミネラリーな酸など全体的にシャープな印象でサヴァニャンの特徴が良く表れている個性的であり美味しいワインです。 食べ合わせとしては、ジュラ地方と言えばコンテチーズの産地でもありサヴァニャンとの相性も抜群です。また、魚介類や野菜のフライや天婦羅などの揚げ物、酢豚や中華クラゲの和え物など中華料理、勿論お寿司など和食にもお勧めです。個人的には完熟パイナップルとの組み合わせがお気に入りです‼守備範囲の広いワインですので、是非色々なものと合わせてお楽しみくださいませ。
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コート デュ ジュラから新入荷!!

当店に新しくジュラ地方のワインが新入荷しました。と言っても実はブルゴーニュ地方と繋がりのある生産者のもので、Bourguignonne(ブルゴーニュ風)な雰囲気を纏っています。 まずは生産者のご紹介からDomaine du Pelican(...
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吉平酒店だより 2022.4 バルバレスコについて

 曇りがちで寒かった3月も終わり、急に暖かな4月になりました。花粉は辛いですが、あちらこちらで花が咲き始めるのは嬉しいものです。先月から自宅の畑でハウスでの野菜栽培を始めたのですが、寒くて風の強い朝日村でもこんなに早く芽が出るのか!と驚くほど野菜の生育が早いです。自分たちの手で育てた野菜を調理し、お客様に提供する事は飲食店を始めるにあたり実現したい事の1つだったので、野菜の成長を見る度に嬉しくなりますね。もうしばらくしたら収穫を迎えると思いますので、ぜひ馳走よしひらで味わってみて下さい。吉平酒店・馳走よしひら お休みのお知らせ4月20日(水)・21日(木)は吉平酒店・馳走よしひら両店どちらもお休みとさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。吉平酒店GW SALE!のお知らせ吉平酒店は4月29日(祝)~5月5日(祝)まで休まず営業致します。合わせましてゴールデンウィークのお得なSALEを行いたいと思います。店内ワイン 税込5,000円以上お買い上げで 5%OFF!! 税込10,000円以上お買い上げで 10%OFF!!! 税込30,000円以上お買い上げで 15%OFF!!!!ぜひこの機会におまとめ買い下さいませ。お待ちしております。今月のおすすめワインバルバレスコ リゼルヴァ2015(左)税込¥5,100バルバレスコ 2018(右) 税込¥6,600イタリアワインの王道銘柄であるバルバレスコがお買い得な価格で新入荷しました。詳細は裏面にありますが、それぞれのテロワールを感じて頂けるキャラクターの違う2本となっております。7年熟成した落ち着いたワインもリリース直後の若いワインもどちらも数量限定の入荷となっております。ご興味ある方はお早めに!吉平酒店よもやま話 吉平酒店では基本的にフランスワインが多く、その中でもブルゴーニュワインが大半を占めます。ですが最近はイタリアワインの入荷も著しく、今回はイタリアのピエモンテ州よりお買い得価格で入荷しましたので今月はそのワインの詳細をご紹介したいと思います。・ピエモンテ州といば「バローロ」と「バルバレスコ」 イタリアワインと言えば「バローロ」と「バルバレスコ」いう名前を聞いたことがあるのではないかと思います。共にピエモンテ州のネッビオーロから造られたワインで混同されがちですので、今回はその違いを簡潔に掘り下げていきたいと思います。☆バローロとバルバレスコ☆バローロリリースまでの熟成期間  収穫年の翌年1月1日から最低3年間の熟成(木樽熟成2 年を含む)アルコール度数 13%以上Riserva 表記 5年以上熟成(木樽熟成2年を含む)バルバレスコリリースまでの熟成期収穫年の11月1日から最低26か月の熟成(木樽熟成9 か月を含む)アルコール度 12.5%以上Riserva 表記 50か月以上熟成(木樽熟成9か月を含む) 全体的にバローロの方がリリースまでの熟成期間やアルコール度数、Riserva(リゼルヴァ)表記の規定が長いのは、バローロがバルバレスコより標高が50 メートル高い場所にあるので成熟に時間がかかり収穫時期が遅くなります。そういったブドウは色もタンニン成分も濃くなり、ワインになった時に少し落ち着かないと飲みづらくなってしまうからかなと思います。・さて、本題のバルバレスコへ 今回ご紹介しているバルバレスコというワインは、主にNeive(ネイヴェ)、Barbaresco(バルバレスコ)、Treiso(トレイゾ)の3つの村で生産されます。ただこれはDOCGというイタリアの原産地呼称の規定の話で、今回のマヌエル マリナッチはAlba(アルバ)村(DOCG 上現在はトレイゾに併合されています)の単一畑から生産されています。 一般的にネイヴェは果実味豊かでタンニンの豊富さ、スパイスのニュアンスが特徴、バルバレスコはネイヴェと同じ方向性ですが3つの村の中で最もしっかりとした重厚さが特徴、トレイゾは香りが華やかで酸味が強いのが特徴です。・新入荷ワインのお勧めポイントと楽しみ方 今回はその中からフランチェスコ ヴェルジオはネイヴェ、マヌエル マリナッチはトレイゾ(アルバ)の特徴が感じ取れる味わいです。お召し上がり方としては16℃以上からのスタート、ブルゴーニュグラスがお勧めで、フランチェスコ ヴェルジオは焼肉などしっかりとした味付けのお肉料理、マヌエル マリナッチは2015年産で柔らかいニュアンスがありますので、焼き鳥やオイスターソース炒め、意外にタルタルソースとの相性の良い赤ワインです。 どちらとも数日かけて変化を楽しみながらお召し上がりいただけるポテンシャルの赤ワインですので、様々な食事と一緒にお楽しみくださいませ。
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天才フランチェスコ ヴェルジオ

今回はイタリアの有名生産地ピエモンテ州バルバレスコ村の若き天才のワインが新入荷しました。今回は・Dogliani 2020(ドリアーニ)・Barbaresco 2018(バルバレスコ)以上の2銘柄が入荷し、その中からバルバレスコを試飲してみ...
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シュナンブランの春‼

当店のある長野県もやっと春らしく暖かい日が続くようになってきました。そこで行楽の春にお薦めなシュナンブランから造られるロワール地方の白ワインをご紹介したいと思います。まずは生産者のご紹介です。Domaine Vincent Careme(ド...
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無名だけど美味しいバルバレスコです!

最近インポーターの在庫リストを見ながらいい値ごろのバルバレスコあるなぁ~と思いながらも、生産者も味も知らないで仕入れるのは怖いなぁ~と思いながら、取り敢えず1本仕入れて試飲してみました。Manuel Marinacci(マヌエル マリナッチ...
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行楽の春にお薦めなシャンパーニュ ハーフボトル‼

吉平酒店に新しくシャンパーニュのハーフボトルが入荷しましたので、紹介を兼ねて試飲をしてみました。Champagne Lamiable(シャンパーニュ ラミアブル)ラミアブル家は、シャンパーニュのトゥール・シュル・マルヌ村で最も歴史のある家族...
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吉平酒店だより 2022.3 ボードヴァンが終了…

 えっ!?もう3月!と言いながらこのたよりを2月の終わりに書いています。2月って28日までなんですね。1月27日から始まった「まん延防止等重点措置」も3月6日まで延長され、当店もおそらく世の中の飲食店の皆様も静かな2月だったと思います。特に何かあったわけではないのですが、子供や自分の体調を崩さないよう気を使っていたので、気持ち的に落ち着かずソワソワしていました。3月に入り今年は多かった雪が溶け春めいてくるのと同時に、コロナが落ち着いて待ちに活気が戻り、皆様が笑顔で過ごせるようになることを切に願います。 飲食店はあまり稼働していないとはいえ、色々と仕込みがあった2月でした。皆様ご存知の方も多いと思いますが、当店ソムリエは愛媛県の瀬戸内海にある島育ちです。なので毎年冬場はみかんを大量に送って頂けるのですが、ある時「レモンもほしいな」と言ったらみかんの箱の半分以上がレモンで送られてくるようになりました。無農薬の国産レモン!ありがたい送り物をせっせと加工しています。まずは毎年作っている、皮をむいて氷砂糖と漬け込むレモンシロップ。そしてその皮をウォッカで漬けて作るリモンチェッロ。わが家のリモンチェッロは皮のエキスの出たウォッカをレモンシロップで割って作るので、よりレモンの味が濃いです。そしてレモン40個の果汁がたっぷり入ったレモンポン酢!今年は飲食店も始めたので仕込みも大量ですさわやかな酸味が和食だけでなく、色々な料理に合いそうな味に仕上がりました(まだ熟成中ですが)。こういった季節の食材の加工品は、普段の料理と違い経過が楽しめるのが良いですね。レモンシロップ、リモンチェッロ、レモンポン酢をお店で出して行こうと思いますのでぜひ試しに来て下さい!今月のおすすめワインシャンパーニュ ボードヴァン ブリュット エヴィデンスNV 税込み¥3,300吉平酒店のおすすめシャンパンといえばコレ!のボードヴァンの輸入が終わってしまいました。シャンパーニュとは思えない良心的な価格とコスパ抜群の味わいで沢山のお客様にご愛飲頂いていただけにとても残念です。シャンパンも瓶の中で熟成するのでこの機会にぜひまとめ買いして頂くのも良いかと思います。シャンパンの詳細は裏面をご覧下さい。吉平酒店よもやま話 今シーズンは配達に行く度に朝日村の春は遠いなぁ…と感じる雪の多さです。雪のせいなのか、コロナのせいなのか、もの静かな日々を送っており、かまくらや雪だるま、ソリ遊びなど子供と遊び倒しています(笑)さて、そんな中に長野県では特約店として当店のみ取り扱いをしているシャンパーニュ「シャンパーニュ ボードヴァン」の輸入が終わるとの連絡がありました。当面は当店の在庫でお買い求めいただけるかと思いますが、いつ無くなるか分かりませんのでお早めにお買い求めいただければと思います。という事で、今回はシャンパーニュ ボードヴァンのご紹介です。・まず初めに輸入が終了した訳とは… ワイン好きの方は御存知かと思いますが、年々ワインの価格が上がっています。今回のシャンパーニュ ボードヴァンも、今まではマイナーだけど美味しいシャンパーニュだったのが、近年はコンテストでの受賞など世間評価が上がるにつれて当然のように価格が上がってしまい、インポーターとしては今回の価格高騰は許容出来なかったようです。(一体どれくらい価格が上がったのやら…世知辛い)・改めてChampagne Baudvin Brut Evidence NV(シャンパーニュ ボードヴァン) シャンパーニュ地方でも有名な産地であるモンターニュ ド ランス地区のコルミシー村にあり、RC:レコルタンコーペラテュールという近隣の農家さんと一緒に共同組合の施設を使用し、醸造は各自行うという少し聞き慣れない形態の造り方をしています。ちなみに日本へはスタンダード銘柄のみ輸入されていました。また、ジルベール・エ・ガイヤール ワインガイドにて2019、2020と2年連続で金賞を受賞している品質の高さと良心的な価格が魅力です‼・実はリッチなシャンパーニュ‼ 価格は表面を見ていただければお分かりかと思いますが、このシャンパーニュの中身を掘り下げていくと、サスティナブル農法で育てられたピノノワールとピノムニエという黒ブドウが40%ずつ、シャルドネという白ブドウが20%と3種類のブレンドから造られており、リザーブワインが25%使われて、瓶内熟成が36ヵ月以上で造られています。・ポイントはリザーブワインです。 リザーブワインはシャンパーニュ メゾンであれば持っているもので、不作の年にもクオリティを維持する為に補填されます。シャンパーニュはこのリザーブワインがよく語られるのですが、リザーブワインがメゾンの力の証明であり、リザーブワインの比率が高いと良い年のワインがブレンドされるので味わいの複雑味が増すから注目されています。 シャンパーニュ ボードヴァンにはリザーブワインが25%も使われています。3月も相変わらずのコロナで様々な行事も縮小もしくは中止となってしまうかもしれません。そんな時ですがプレゼントとしてシャンパーニュを貰うととても嬉しいと思います。また、輸入が止まってしまった今、実はコスパ抜群のシャンパーニュからかなりレアなシャンパーニュになったような気がします。くどいようですが、売り切れる前に是非ご検討くださいませ。