久々に更新しカンティーナ・リエゾーのワインを紹介したのですが、食事との話を載せると長くなりそうでしたので2部構成にしてみました。
自然の恵みをいただきます!
今回はキノコのシーズン到来という事で山へキノコ狩りに行って天然を食材を採ってきました。
ワインもブドウ100%から造られ、果汁以外水分が入っていないお酒という事でしっかりと合わせてみたいと思います。
今回は2品用意しましたのでご紹介します。
まずは虚無僧(コムソウ)というキノコを使った一品です。
虚無僧(コムソウ)をニンニクとオリーブオイルで炒め、信州の大町黒豚を18ヶ月熟成させた生ハムを載せたものです。キノコは水分の多いですが、ニンニクとオリーブオイルとじっくり水分が無くなるまで炒める事でキノコの旨味がギュッと詰まり、ニンニクとオリーブオイルの味もキノコに入っていきます。そこに黒豚の生ハムらしい木の実のようなニュアンスや動物性の旨味が加わり、とても美味しかったです!
これは吉平酒店PBワイン「ミノリ」と良く合っていました。カンティーナ・リエゾー特有の旨味のあるワインの味わいに、キノコ、生ハム、ニンニクの旨味がオリーブオイルによって上手く繋げられています。後半にワインと生ハムの余韻が残り、ワインをもう一口飲もうかなと思わせてくれます。
2品目は、ほうき茸やねずみ茸と言われるキノコを使った料理です。
ほうき茸は冷たい状態のフライパンに割いて並べ、塩を軽く振ってフタをしたら火を点けます。キノコの水分で蒸し焼きになるのでキノコの味わいを存分にお楽しみいただけます。そこに朝日村で養殖されている山女(ヤマメ)の卵の醤油漬けを載せて完成です。山女の卵は岩魚の卵のように固いのかと思いきや小さなイクラといった印象で美味しく、蒸し焼きで旨味の詰まったほうき茸に醤油味が加わり、こちらもとても美味しかったです。
魚卵とワインは難しい組み合わせと言われますが、醤油味が強いのでワインとも合い易くなっており、スプマンテがロゼだった事も功を奏してか美味しい組み合わせとなりました。泡が軽さとボリューム感の両方を持っているので様々な料理と合わせ易く、黒ブドウから造られたロゼのスプマンテでしたので醤油との相性もバッチリでした。
まとめ
これからキノコの季節が始まりますので「旨味」に注目してワインを探してみるのも面白いかもしれません。ちなみにピノ ノワールから造られたワインは旨味を感じられると思いますので、これからの季節には特にお勧めです。是非お試しくださいませ。
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