久々のブログ更新となった今回は、久しぶりにカンティーナ・リエゾーのスプマンテと当店オリジナルワイン「ミノリ」を試飲しましたのでその様子をお伝えしたいと思います。
チャオ チャオ ロザート スプマンテ 2019 サンジョベーゼ
極少量しか生産されていないスプマンテでなかなか開けられないのですが、ひょんなことから試飲するタイミングに恵まれました。
グラスに注ぐとしっかりとした色合いと共に控えめながら熟度のある果実の香りが感じられます。リリース直後に試飲した際には白桃やザクロなど同じくサンジョベーゼから造られているロゼワインと同じニュアンスがあったのですが、現在では熟したザクロのニュアンスのしっかりとした存在感があり、同時に果実味が充実しているので余韻の酸が穏やかに感じられます。と言っても余韻がだれることはなくスプマンテとして良いバランスを保っています。
在庫も残りあと僅かですので気になる方はお早めにお問い合わせくださいませ。
ミノリ メルロー 2019
続いてはカンティーナ・リエゾーに造っていただいた当店PBワイン「ミノリ」についてです。
昨年の11月リリースですのでもうすぐリリースから1年が経とうとしています。スプマンテほどではないですがこちらもお陰様で売れ行き好調で、残り80本を切る程となりなかなか試飲する機会がないのですが、今回は機会に恵まれ久しぶりに試飲する事が出来ました。
大樽で仕込まれていますので元々一般的なバニラの香りがするワインではないのですが、リリース前に樽から試飲した時より全体が馴染んでおり美味しくなってました。リリース時は瑞々しい果実味と樽のスパイシーなニュアンスがありフレッシュ感のある味わいが美味しかったのですが、今現在は全体が馴染んで複雑味のある味わいとリエゾー特有の旨味のある余韻がお楽しみいただけます。
2019年の長野県は台風災害の印象が強く厳しい年の印象が強いのですが、ことカンティーナ・リエゾーについては2015年以来のリリースとなるストラーダ ヌォーヴァ(ミノリと兄妹ワイン)がリリースされるなど厳しいながらもリエゾーとしてはしっかりとした仕事が出来た年でもありました。
難しい年に結果を出せるのは普段からしっかりとした畑仕事と醸造を行なっている事が感じられ、扱う側としてはより信頼してお勧め出来る造り手さんです。
結果カンティーナ・リエゾーはお勧めです!!
公式アンバサダーをさせていただいているので普段からお客様にお薦めはしているのですが、今回の試飲でも安定の美味しさでした。個人的にはリリース直後よりも半年以上経ってからの方が全体にまとまりがあり、品種の個性やリエゾー特有の旨味のあるアフターが感じられお勧めです。
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