入荷したばかりのサノバスミスのハードサイダーを誘惑に負けて早速試飲してみました!新入荷した2銘柄はメーカーで既にほぼ完売しており当店の在庫のみの御案内となるのですが、それが余計に飲んでみたいという誘惑に変わり今回の試飲となりました。
上記の通り在庫限りとなりますので、気になる方はお早めにお問い合わせくださいませ。
ホッパー ザン ジュライ
まずは当店初入荷となる「HOPPER THAN JULY(ホッパー ザン ジュライ)」
新商品というのはワクワクします!
グラスに注ぐとしっかりと冷やしてあるので画像では曇って見えますが綺麗なイエローの色合いで、香りもパイナップルのような温かみのある果実のニュアンスが感じられます。口に含むと香りの印象そのままのパイナップル、杏子、リンゴ、豆類(特に枝豆)など複雑な味わいや酸がパンッと広がり、その後は果実感のある酸がスッキリと儚さのある余韻へと続きます。
果実味や酸がしっかりとしていながらアフターはスッキリとしているので、何と合わせてと言わず様々な食事と気軽に楽しめるスタイルだと思います。
KEEP IT HAZY
続いては「KEEP IT HAZY(キピヘイジ)」です。
こちらは前作が入荷していた事はあるのですが醸造所でお話をしていると、実は同じ顔をしている別物らしいです。では前作のイメージで買う方はガッカリするかも?と聞くと、前作より美味しいんで大丈夫(笑)との事でした。ますます試飲が楽しみです。
こちらもキンキンに冷やしていたので曇っていますが、少しピンクの色合いが混じるピンクゴールドの色合いに、白桃や杏などの核果実とホップの爽やかさのある香りが感じられます。口に含むと柔らかい果実味、穏やかな酸、清涼感のあるタンニンがあり、他の銘柄に比べると余韻が長く、個人的にはワインのような感覚で楽しめるハードサイダーです。
ただこちらもワインとは異なり、これには合うけどこれには合わないという様な事が少なく、こちらも様々な食事とお楽しみいただけるスタイルだと思います。
まとめ
最近よくお問い合わせをいただくサノバスミス。確かに既存のシードルと違ってサノバスミスのハードサイダーは構成がしっかりとしており、リンゴの優位性を活かしつつホップや酵母で複雑味や奥行きを与えられています。しかもアルコール度数7%と低アルコールなのも、味わいの表現と日本人への親しみ易さに一役買っているのだと感じます。個人的には毎回醸造所にハードサイダーを受け取りに行く際にハカセこと池内さんとお話しする世間話や醸造学がとても楽しいです。タップルームが再開されましたら是非長野県大町市にあります醸造所も訪ねてみてください。
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