ワインの奥深さを学ぶ(グラス編)

ソムリエ日記

過日の出来事

・Barbera I Tre Fratelli 2018
(バルベーラ イ トレ フラテッリ)

先日カンティーナ・リエゾーのこのワインを提供させていただく機会があり、長野県のバルベーラ種から造られたエレガントなワインだからとブルゴーニュグラス(画像の左側にある様なボウル部分が大きく、口がすぼまっている形のグラス)で提供をしました。
試飲の時はボルドーグラス(画像の右側にある様なずん胴な形のグラス)で行ったのですが、ベリーやバラなど品のある香りが感じられ、ブルゴーニュグラスならよりこの香りを楽しんでいただけるのではないかと思っていたのですが…
実際にブルゴーニュグラスを使ってみると、試飲の時にはアクセント程度だった梅やスモモの様な少し青く清涼感のあるニュアンスが主張した香りとなっており、それはそれで良かったのですが、試飲した時の雰囲気と違ったので「もしかしたら瓶毎の差なのかな?」と思いボルドーグラスに移してみると、試飲した時の雰囲気が感じられました。
当店はグラス持ち込みでワイン会をする事が多いので、同じワインを様々な形状のグラスで楽しんでいただくのも面白いかもなんて思っています。
今現在は吉平酒店単独主催のワイン会を見合わせていますが、この様な体験型セミナーみたいなものであれば個人個人が自分の感覚で楽しんでいただけるので開催出来るかも⁉️なんて思いながら作戦を練っております‼️
ソーシャルディスタンスがあった方が自分の感覚に集中出来るので、コロナ禍向きかもしれません。
まだまだ状況が読めないので、開催する時は1週間程度の受付期間で少人数で行いたいと思います。
その時はご参加宜しくお願い致します。

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