2022年は沢山の御愛顧を賜り誠にありがとうございます!今更年末の話ですがタイトル通り2022年はの締め括りは長野県独特の文化である「お年取り」とロゼ シャンパーニュにする事にしました。
02 Guillemette Rosé NV(ギュメット ロゼ)
Champagne Leclaire Thiefaine(シャンパーニュ ルクレール ティフェンヌ)のこのロゼ シャンパーニュは師走にとても活躍してくれた1本で、シャルドネ92%、ピノノワール8%というロゼでありながら白ブドウが大半というブレンド比率です。また、NVというヴィンテージ記載のない銘柄ですが、実は2016年収穫の単一ヴィンテージなんです!
シャンパーニュ ルクレール ティフェンヌは以前こちらのブログにてご紹介させていただいておりますが、重心の低いどっしりとした落ち着きのあるシャンパーニュが特徴的ですので、是非大きめなグラスでお召し上がりいただきたい造り手さんです。
実食です!!
お年取りというのは画像を見ていただければ大体お分かりかと思いますが、お節料理をお重ではなくお皿に盛り付けをし、鰤の照り焼きはマスト!といった感じで大晦日の夜に御馳走を食べる文化です。
こう様々な料理が食卓に並ぶ、且つめでたい時はシャンパーニュかなと思い、師走に大いに活躍してくれたこのロゼ シャンパーニュを選んでみました。
グラスに注いでみると、シャルドネが92%というだけあって琥珀色の雰囲気のある色合いで、香りも柑橘、ハチミツ、酵母のニュアンスが主体ですが、ピノノワール8%だけとは思えない赤果実の存在感も確かにあり、グランクリュらしい厚みと酸の伸びが魅力です。
今回は他のワインもあったので最初からブルゴーニュグラスで楽しみました。
大きめなグラスが良いなと思いながらも酸を楽しむのであれば、白ワイングラスくらいのボールの膨らみのグラスがお勧めです。今回のブルゴーニュグラスですと口の中での広がりは大きいのですが、他の要素が強く感じられますので酸は穏やかに感じました。
スパークリングワインは食事との汎用性が高いとよく言われますが、今回のロゼ シャンパーニュは正にその通りで色々な料理と楽しむ事が出来ました。ただ、鰤の照り焼きくらい甘辛く濃い味の料理と合わせてみると、もう少し強い味わいでないと濃い味付けとはバランスが取れないかなと思います。
まとめ
記事についてのまとめというよりは2023年の抱負になってしまいますが、2023年も皆様に美味しいワインとその使用感みたいなものを分かり易くお伝え出来ればと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。
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