サントーバン レ・ミュジュレ・ダン・ド・シアン 2018 経過観察

ソムリエ日記

抜栓3日目

試飲した抜栓3日目のサントーバン レ・ミュジュレ・ダン・ド・シアン 2018の経過観察です。

初日よりも硬さが取れてきて果実のニュアンスが香りから強く感じられるようになりました!
ただ、相変わらずいい香りがします(笑)
口に含むと香りの印象同様に果実のニュアンスが強く、同時に高い酸も強く感じられます。

抜栓3日目はオイスターソース炒めと一緒に楽しみました!
オイスター=牡蠣→ミネラルたっぷりなワインが合うはずといった安易なコジツケで合わせてみましたが、狙い通り?バッチリでした。

抜栓5日目

グラス2杯分だけをなんとか残して5日目に辿り着きました。

3日目とあまり変化のない状態ですが、やや酸が穏やかに感じます。だからといってヘタレてるのかといえば全然そんな事はなく、5日目でもしっかりと楽しめる状態です!

5日目はトンカツと楽しみましたが、5日目でも高いポテンシャルを遺憾なく発揮し日数が経ってもボリューム感のある食事に負けない味わいでした。(写真を撮り忘れました…)

初日、3日目、5日目と試飲しましたが、大きな変化はなく一貫したスタイルを保ったまま美味しい状態をキープしていましたので、若いヴィンテージだからこその楽しみ方が出来ました。

このワインは凝縮し濃厚な果実味というのとは違い、しっかりと詰まった果実味なのですがミネラルや酸によって軽やかさや骨格が与えられ、どこか清涼感のある味わいになっています。

通常2018年は猛暑の年と言われ、もっと果実味の豊かでジューシーな年となるのかなと思いきや、今まで出会ったブルゴーニュの白ワインは意外と暑さを感じないワインが多い気がします。
また、バックヴィンテージである2015年にも期待が高まる試飲となりました!
こんなことを考えながら色々と試してブログを更新していきたいと思います。

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