前回ご紹介したサノバスミスの造り出すこだわりの詰まったハードサイダー3種にご紹介したいと思います。
・PICKERS’ DELIGHT(ピッカーズ ディライト)
シナノスイート、浅間クチーナ、紅玉、グラニースミス、そしてホップを使った香り豊かなハードサイダーです。
りんごの蜜、白桃、洋梨、パイナップルなど果実の華やかな香りに加え、ホップの少し青さと苦味を感じる香りが2段階に感じられ、口に含むとスッキリとした果実味の喉越し良さ、余韻に感じるビターなタンニンが心地良い味わいです。
実際に飲んでみて感じたのは、香りの果実たっぷりの印象とは違い後半はしっかりとしたタンニンがあるハードサイダーですので、長野らしくジンギスカンに合いそうです。また、日本で一般的なシードルと違いボディに果実味を強く感じるタイプではありませんので、ビールによく合う唐揚げ、焼き肉ともお楽しみいただけるアウトドア向きなハードサイダーです。
・KEEP IT HAZY(キピヘイジ)
シナノリップ、浅間クチーナ、ブラムリー、そしてポップを使った一般的にイメージするシードルに近い果実味を感じられるハードサイダーです。
上記にあるPICKERS’ DELIGHTとは違い大人しく、オレンジなどの柑橘、ホップの苦味のある香りなどどちらかと言えばビールに近い感覚があります。口に含むとりんごのジューシーな果実味とりんごの蜜の甘さがあり、フレッシュな酸とビターなタンニンが長い余韻へと続きます。
実際に飲んでみて感じたのは、りんごを丸ごと感じられるハードサイダーですのでゆっくりとした時間のお供にピッタリな印象です。果実味と酸の印象が強いですがタンニンも豊富な一面もありますので、野菜や甲殻類のグリル、唐揚げやアジフライなどの揚げ物ともしっかりとお楽しみいただける万能タイプのハードサイダーです。
・BARREL LAUNDERING(バレル ロンダリング)
数年をかけて試験栽培されたイギリス系の伝統的醸造用品種のみを使い野生酵母を含んだ3種の酵母で発酵、秩父のバーボン樽で熟成させたサノバスミスの意欲作!
これはまだ試飲出来ていないので生産本数1000本が売り切れる前に是非飲みたい1本です。
ワンポイントアドバイス
先日サノバスミスの醸造所で試飲をさせていただいた際にまるでブルゴーニュグラスの様な大きなグラスで試飲をさせていただきました。確かに形状として香りを感じ易いですし、アルコール度数も6~7度くらいですのでアルコール感を強く感じる事もなく合っていると感じました。
ですが、商品が330mlですのでもう少し小さなグラスでも良いのかなと思います。
今回の試飲は木村硝子のサヴァ15オンスを使用しましたが良い感じでした!
どの銘柄も入荷本数に限りがありますので気になる方はお早めにお試しくださいませ‼
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