最近気になって仕入れているアルノー・エ・ソフィ シュルグ-ノエラ

お知らせ

やたらと長い名前で覚え難いアルノー・エ・ソフィ シュルグ-ノエラなのですが、ドメーヌ ロベール シュルグの5代目アルノー シュルグが奥様のソフィと共に始めた新しい造り手で、ロベール シュルグの畑や他の地域・村のブドウを購入してワインを造るネゴシアンというスタイルで行なっています。

アルノー シュルグは5代目当主でロベール シュルグでも働いており、醸造責任者も担っていますので実質ロベール シュルグとアルノー・エ・ソフィ シュルグ-ノエラの2つのワイナリーでワイン造りを行なっています。個人的に同い年ということもあって親近感があり2017年から追っていますが、なんだかんだ売れて手元に残らないので硬い状態のワインしか知らない興味津々な造り手でもあります。

定番に加えて新入荷も!!

まずは定番のこちらのご紹介です。

・Vosne Romanee “Les Barreaux”
(ヴォーヌ ロマネ レ バロー)

当店では2017年から取り扱いのある銘柄で、ロベール シュルグの上級銘柄としてリリースされているレ プティ モンとヴォーヌ ロマネ村の中でも超一流の畑であるクロ パラントゥの両方に近い好立地の畑から造られています。

ASのマークがある所が今回のワインが造られている畑で、右のオレンジ色の畑がクロ パラントゥ、下のオレンジ色の畑がレ プティ モンです。ちなみにすぐ上の畑はエマニュエル ルジェという有名生産者のヴォーヌロマネ ヴィラージュが生産されていて、本当に有名生産者がしのぎを削る好立地にある事が分かっていただけるかと思います。

以前2017年を試飲する機会をいただいたのですが、銘柄名に期待し過ぎていたのか最初に香りを嗅いだ時に「アレ?香りが上がって来ない…」と思いグルグルとスワリングしてみると、一瞬フローラルで華やかなバラの香りが出てきたと思ったら次の瞬間には無くなってという感じでした。口に含んでも果実味の華やかさとかジューシーさはなく、最後に酸味とタンニンがあって終わり。といった印象でした。

ではなぜこのワインを買い付けているのかですが、スワリングした時の一瞬の華やかさに心惹かれるものがあり今後熟成して解放された時を見てみたいと思ったから…と言い出して既に3ヴィンテージ目となります。

そして今年も昨年に引き続きマグナムボトルを手に入れる事が出来ました!!ちなみに昨年仕入れた2018年のマグナムはすぐ売れちゃいました。

2019年はブドウの収穫量が少なかったのでマグナムボトルの生産本数も少なく、日本にたった6本しか入荷が無かったそうです。その内の1本を分けていただけるなんて担当さんには感謝です!!

新入荷のラインナップ

今回は画像左からブルゴーニュ パストゥグラン ロゼ、ムルソー グラン シャロン、ジュブレ シャンベルタン アン シャンの3銘柄が新入荷しました。残念ながらコロナ禍で試飲会が無くワインの味わいは分からないのですが、VINOUS(ヴィノス)というワイン評価誌ではヴォーヌ ロマネ レ バローと同等くらいの評価ですので期待はしています。

問題は新入荷はしたのですが、それぞれ数本という少なさで当店の試飲分は無いかもと思っています。ご興味のある方はお早めにお問い合わせくださいませ。また、御購入された方は是非感想を教えてください。

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