吉平酒店だより 2022.12 2022年の振り返り
気が付けば2022年も残すところあと1ヶ月となりました。11月はそんなことなかったのに、12月と聞くと急にあれもこれもしなければ!と今年の内にやらなければいけない事がポンポンと浮かんできます。私のやらなければならない事は、この前うっかり破いてしまった障子を張り替える事です。娘に「かか(母)、ここ破いちゃったね」と何度も言われる位ビリビリにしてしまったので、重い腰を上げて頑張ろうと思います。
皆さんの今年の内に!は何でしょうか?日に日に寒さも増してきて何かするにはおっくうになりがちですが、新しい年を気持ちよく迎えるために早め早めに片づけていきたいですね。
吉平酒店Winter Sale
12月19日(土)~1月9日(祝日)まで
店内ワイン全品表示価格より10%OFF!!!
※先月号でお知らせした総業特別ワイン3銘柄は対象外とさせて頂きます。
ご家族・お友達など集まる機会に美味しいワインはいかがでしょうか?お待ちしております!!
今月のおすすめワイン
ドメーヌ カンタン ジャノ
高騰するブルゴーニュの救世主と言われるカンタン ジャノから3銘柄入荷しました。もちろん安いだけではなく、現地フランスのミシュラン星付きレストランでもオンリストされている実力派です。
ただ残念なのは本数があまりない事...。ヴィラージュ(村名)クラスは特に少ないのでぜひこの機会にお買い求め下さいませ。
・ブルゴーニュ ルージュ2020 税込¥2,300
・マランジュ ヴィエイユ ヴィーニュ 税込¥2,750
・サントネイ プルミエクリュ パスタン2020 税込¥4,000
吉平酒店よもやま話
2022年も残り1ヵ月となりました。年々時間の流れが早く感じて年初めなんて思い出せないくらいです。また、2022年は日常や平常がいかに幸せなことかを感じるタイミングが多くありましたので、そんなことを含め少し振り返ってみたいと思います。
・2022年を振り返る吉平酒店を取り巻く環境
2022年はワイン業界的にとって厳しい年となりました。原因は色々とありますが大きいものは、ウクライナ戦争と円安為替です。当店が主に取り扱うのはヨーロッパのワインですので為替というよりは船の航路に影響があり、通常よりも遠回りをして日本にワインが輸入されています。当然輸送費用が高くなりワインは値上がり、そこに追い打ちをかけるように円安為替により生活必需品が値上がりし、ワインはより贅沢品になりつつあります。
・吉平酒店の現状と展望
吉平酒店の現状としては新しい国や生産者のスポット入荷が増えています。勿論定番の生産者は据え置きで仕入れをしていますが入荷本数が少なめです。理由としては、日本への割り当て自体が減っていて世界市場での国力の差が目に見えて世知辛さを感じています。そんな中、皆様からの御愛顧によりなんとか2022年を乗り切ることが出来そうです。ありがとうございます!
来年の展望としては、馳走よしひらの店内飲食と5月の試飲会をどんな形式か分かりませんがなんとか再開させたいという思いがあります。また、先月号でお知らせした当店PBワイン第2弾が来年11月に発売予定です!蓋を開けてみないとどうなるか分からないですが、2023年も引き続き吉平酒店を宜しくお願い申し上げます。
~カンティーナ リエゾーがクラウドファンディングを実施中です~
当店がアンバサダーを務めさせていただいております信州・高山村にある家族経営の小さなワイナリー「カンティーナ リエゾー」が飾らない素朴な農村・農家のありのままの姿を感じて滞在していただく、イタリアのアグリツーリズモのようなファームステイを目指し、第一弾としてワインの販売施設の建設費用と既存のワイン醸造所に併設してテイスティングと飲食ができるショップの設備導入費用のクラウドファンディングを実施しています。
カンティーナリエゾーHPよりクラウドファンディングページへ行っていただくと私の応援コメントが掲載されています。そこに書かれている通りアグリツーリズモを何回も経験している私としては、この施設が完成して現地でワインを味わって欲しいという思いもありますが、職業ではなく生活の中にワイン造りがある家族と触れ合える機会はなかなかありませんので、応援もしていただきたいですし、完成した際には是非訪れていただきたいと思います。くどいようですが、カンティーナ リエゾーHPよりご覧いただけます!是非宜しくお願い致します!!