ドメーヌ トマ モレ シャサーニュモンラッシェ解説 part2

ワイン情報

トマモレのシャサーニュモンラッシェ part2

今回は新しく加わった3つのプルミエクリュのご紹介です‼

⁡・Chassagne Montrachet Les Macherelles(レ マシェレル )

・Chassagne Montrachet Les Chenevottes(レ シュヌヴォット)

・Chassagne Montrachet Les Baudines(レ ボーディーヌ)

いずれも2011年がファーストヴィンテージというトマモレの中では新しい銘柄です。

レ マシェレルは一般的にシャサーニュモンラッシェにイメージする繊細さや優しさを持っており、トマモレによって密度やミネラリーな酸の骨格が加わりクールな印象です。

レ シュヌヴォットは先代のベルナール モレの時代にも造っていた銘柄で、荘厳さの様なものはありませんが均整の取れた美しさのあり旨味や塩味も感じられる複雑味も魅力です。

レ ボーディーヌはシャサーニュモンラッシェ村南端の斜面の最上部に密植を行なっており、畑の位置情報が無ければもっと冷涼な地域かと思うほど清涼感とミネラル感が特徴的です。個人的には上記の2銘柄とは違い少し熟成させて楽しみたい白ワインです。

〜生産者情報〜
Thomas MOREY(トマ モレ)

フランス・ブルゴーニュ地方シャサーニュモンラッシェ村にあり、この地域の有名生産者でありトマ モレの父であるベルナール モレから2007年に畑を譲り受け自らのワイン造りをスタートさせます。また同時に世界最高峰の白ワインDRC(ドメーヌ ド ラ ロマネコンティ)のモンラッシェの栽培責任者を2007~2009年まで担当し、その後は自身のワイン造りに専念しています。トマモレはこの3年間を「ここでの経験は何物にも替えがたい素晴らしいものだった」と語っているそうです。

今現在は有機栽培を行い、一部ではビオディナミ(暦を考慮した厳格な有機栽培)への移行もしており、リリースされるワインはその土地の素晴らしさを最大限表現した見事な造りだと瞬く間に人気生産者の仲間入りを果たしています。

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