長細いボトルにカラフルな蝋キャップが印象的なイタリアの白ワイン2種類が入荷しました。
オリーブ色の蠟キャップのワインはリースリング、トマト色の蠟キャップのワインはピノ グリージョ(ピノ グリ)です。
以前に今回のリースリングをご紹介したことがありましたので、改めて公開したいと思います。
・Riesling Renano Collezione Di Famiglia 2015
(リースリング レナーノ コッレツィオーネ ディ ファミリア)
リースリング特有の香りに熟した花梨、ライム、桃など果実の香りがあり、口当たりは柔らかく滑らかで豊かさのあるボディ、マスクメロンの様な青さとアクセントとなる酸が余韻に続きます。
このワインは魚介類や白身肉との相性も良さそうで食中酒として活躍しそうですが、その他に勉強の教材としてもペトロール香、豊富なグリセリンによる柔らかな厚み、低温発酵によるメロンのニュアンスなど品種の特徴や醸造プロセスによる味わいのデザインなど様々な視点からお楽しみいただけます。
ワインの経過観察~抜栓10日後~
この時は試飲しなければならないワインがたくさんあり、10日後に試飲するタイミングとなってしまいました。
この時はワインの残量は2/3くらい残っており、コルクで栓をして冷蔵庫で保管していました。
開けてみると熟したカリンやリンゴの芳醇な香りに膨らみのあるボディ、余韻にかけての酸も心地良い状態でした。
初日よりも果実の部分にフォーカスが当たっており、たまたまその日の夕食であった南瓜のそぼろ煮ともよく合って美味しい食事となりました。
この時のグラスはよく白ワイングラスと言われるボルドー型の少し小さいグラスで試飲し、温度は冷蔵庫の温度ですので7℃くらいでした。
数日かけてお楽しみいただけるワインですので是非お試しくださいませ。
コメントを投稿するにはログインしてください。