前回はお値打ちブルゴーニュワイン~白ワイン編~をご紹介しましたが、今回は赤ワインです。
生産者 ドメーヌ モンジャール ミュニュレ
前回白ワイン編でご紹介したドメーヌ ルージョは輸入が始まってから年数が浅いのでご存知ない方もいらっしゃったかもしれませんが、今回の赤ワインの生産者ドメーヌ モンジャール ミュニュレは、フランスワインの銘醸地ブルゴーニュ地方の中でもひと際注目を集めるヴォーヌ ロマネ村にあり、35ものアペラシオンを所有している規模の大きさも有名です。また、ヴォーヌロマネ村の入り口にある「ル・リシュブール」というホテルレストランを経営しています。
大きなブドウ畑を所有していますが、栽培はリュットレゾネと一部有機栽培を併用するなどしっかりとした管理が行われ、品質を重視しているのは徹底した選定による収量制限からも感じられます。(INAOの定める収穫量以下に抑えるように心がけられており、村名ワインで40HL, 特級では30HL以下、地方名ワイン(AC Bourgogne)のみ50HLを上限としているそうです。)
ブルゴーニュ ピノノワール 2019
このブルゴーニュという規格のワインは一般的に生産者を知る入門的な1本として数多く生産され、その生産者のその年の出来を計る基準にもなります。
モンジャール ミュニュレほど広大な畑を所有していますと様々なアペラシオンのブドウを使う事も出来るのですが、ヴォーヌ ロマネ村近辺にあるヴージョ村とフラジェ エシェゾー村のブドウを使用しているそうです。
2019年のワインについて当主 ヴァンサン モンジャールは、開花が中途半端で結実不良が多かったため、収量は決して多くはありませんでしたが、低くもありませんでした。2018年と同様に、果実がとてもきれいだったので選別する必要がほとんどなく素早く収穫できました。醸造はいつもよりかなり低温でソフトに行い、果実の本質的な熟度を強調しないようにしました。ワインについては、十分な構造と基礎的な素材を持っていますが、 チャーミングで私の好みでは2018年の同等のワインよりもバランスが取れています。リッチなワイン、完璧なバランスの美しく繊細なアロマを備えています。完璧なブルゴーニュの複雑性とピノ・ノワールのすべての芸術性を表現しています。
まとめ
上記にあるヴァンサン モンジャールの2019年の総評については、そこれグーグル翻訳かな?日本語的には変なところが多いのですが、取り敢えず2019年は収穫量は下がったもののワインの出来自体は良く、2018年よりも全体のバランスが良いワインが出来上がっているみたいです。これは早速試飲せねば!!次回をお楽しみに。
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