吉平酒店オリジナルワイン第2弾!ARATA(アラタ)‼

ワイン情報

吉平酒店オリジナルワイン第2弾「ARATA Merlot 2022(アラタ メルロー)」の御案内です。

ARATA Merlot 2022(アラタ メルロー)

前回大好評だった吉平酒店オリジナルワイン第1弾となるMINORI Merlot 2019(ミノリ メルロー)から早3年の月日が経ちましたが、今回も長野県高山村にあるCantina Riezo(カンティーナ リエゾー)さんにお願いして吉平酒店オリジナルワイン第2弾「ARATA Merlot 2022(アラタ メルロー)」が発売することとなりました。

今回もカンティーナ リエゾーさんのメルローを家族で収穫させていただくところから始まり、樽の有無や選定など全てお任せというよりはある程度融通の利く状態で醸造をお願いし、当店としても思い入れのある赤ワインとなっています。

普段なかなかすることの出来ない収穫体験に子供も喜んで参加しており、今回も1樽分のメルロー(ブドウ品種)を収穫させていただきました!

カンティーナリエゾーさんの畑でいつも思うのは、畑の手入れが行き届いており綺麗に整備されているのに加え重機を入れていないので土がふわふわです!現地で体感してみるとよく分かりますが、リエゾーさんの畑は傾斜地になっておりここを人力で手入れするのか…と思うと草刈りだけでも一苦労だと思います。

いざ収穫‼と思い作業を始めてみると、事前に選果・摘果してくれてたのかな?と思うくらいにキレイな房で実がなっており、本当に目の前にある房を切ってコンテナに入れるだけというただただ楽しい収穫体験でした。

2022年について

ワインを語る上で欠かせないのはヴィンテージ(生産年)かと思います。
一見上に載せてあるブドウを見ると完熟しているように思いますが、実はカンティーナ リエゾーの赤ワインにとって2022年は難しいヴィンテージでした。

近年は夏過ぎまで基本的に平均気温が高く日照量を心配するようなことはあまりないのですが、日本にはブドウの収穫時期を狙うかのように秋雨があり、2022年の秋は雨と共に曇った日が多く色づきに必要な時期を思ったような天候で過ごせなかったそうです。

ワイン造りでは天候不順や異常気象は出来れば避けたいですがどうしようもない事でもあるので、そういった意味ではその中のベストを目指すそうと色々と思案が必要な醸造家の腕が試されるヴィンテージとなりました。

エチケット(ラベル)について

吉平酒店オリジナルワインはイラストレーターでありデザイナーである山本香織さんにいつもお願いしており、吉平家の子供達をモチーフにして描いていただいています。実際にお会いしたりZoomだったりと手段は色々ですがウチの子供達を見ていただきながら可愛らしく仕上げていただいており、以前はカンティーナ リエゾーさんも同じようなモチーフのエチケットだったのですが今はスタイリッシュなエチケットに変わっていますので、懐かしいカンティーナ リエゾーの雰囲気を感じていただけるエチケットです。

表ラベルの可愛らしさが第一印象でこの可愛らしさでお買い求めいただく方もいらっしゃいますが、実は家族の為に裏ラベルにちょっとした細工をしています。

裏ラベルには家族全員を描いていただいており、もしオリジナルワインを定期的に造る予定がある方にはお勧めなアイディアです!カンティーナ リエゾーの湯本さんにも褒めていただきました(笑)

ワインの概要

春~夏は例年通り順調で、夏は相変わらず暑かったのですが秋から収穫時期にかけて曇り空も多く、ワイン業界でよく言われる冷涼なヴィンテージとなりました。

天気の機嫌も考慮しながら収穫日を選び2022年10月28日に収穫、見た目は良くても絞ってみると糖度と酸のバランスが難しかったり、それに合わせた酵母を選定したりとカンティーナ リエゾーの湯本さんには気を遣っていただき、オリジナルワイン第1弾からの物語を紡ぐように前回のMINORIと同じ樽(3年古樽)で熟成させました。

ワインを熟成させる木樽にお絵かき中♪
モチーフは恐竜の卵らしくワインを育む木樽に卵の絵とは…なんとも子供らしからぬ意味深な発想です‼

2022年のブドウのポテンシャルを最大限感じられる仕上がりになっていると思います。

ARATA Merlot 2022(アラタ メルロー)の味わいとは?

鮮やかなガーネットの色合いからフローラルでフレッシュな赤果実中心の香りが華やかに感じられ、ピュアで瑞々しさのある果実味の中心には夏の暑さを感じさせる完熟した果実のニュアンスがあります。冷涼なヴィンテージらしいフレッシュな酸がリエゾー節というべき旨味と共に余韻まで続いていき、食事のスタートからお楽しみいただける味わいです。

既に販売をしているのですが、赤ワインが苦手という方でも気軽にお召し上がりいただける軽やかなスタイルで御好評いただいております。

最後に

吉平酒店は馳走よしひらという日本料理店が併設されておりそちらでも提供しているのですが、和食と合わせていただいても食事とよく馴染んでくれます。1樽丸々造っていただいたので在庫は沢山ご用意できます。ワインは熟成の過程も楽しみですが、まずは是非フレッシュな状態をお試しくださいませ。

おまけ

カンティーナリエゾーの湯本さんの奥様リエさんはお料理上手で、何度もお邪魔する度に美味しい手料理をいただいています。子供達にとってはこのご飯タイムがメインらしく、畑の隅でいただく非日常感も加わり食が進み過ぎてしまいます‼休憩長めです(笑)

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